最近、妹のことばかり考えていた気がする。
どうして距離を取られているんだろうとか、
嫌われているのかなとか、
昔、自分が何か悪いことをしたんだろうかとか。
答えのないことを、ずっと頭の中で繰り返していた。
でも、考えれば考えるほど、苦しくなるだけだった。
相手の本当の気持ちなんて、結局わからない。
直接聞いたとしても、全部はわからないのかもしれない。
人の心には、その人にしか触れられない場所がある。
だからもう、妹について考えるのを少しやめようと思った。
投げやりになったわけではない。
「どうでもいい」と思いたいわけでもない。
ただ、自分では変えられないことに、
ずっと心を縛られているのが疲れてしまった。
家族だから、わかり合えると思っていた。
でも現実は、家族でも距離ができるし、
時間とともに関係も変わっていく。
それはたぶん、悪いことだけじゃない。
お互いに別々の人生を生きているということなのだと思う。
昔みたいに戻れなくてもいい。
無理に仲良くならなくてもいい。
今はただ、
自分の生活をちゃんと生きようと思う。
朝起きて、ご飯を食べて、仕事をして、
たまには好きな音楽を聴いて、少し笑って眠る。
そういう普通の毎日を大事にしたい。
妹のことを完全に忘れる日は、たぶん来ない。
でも、ずっと心の中心に置き続けるのはやめようと思った。
少し距離を置くのは、
相手のためだけじゃなく、自分のためでもあるのかもしれない。